大手キャリアは、全国にショップを展開していますが、近年では、直営店を持たないようになってきています。
その理由は、大手キャリア自身が公式オンラインショップを持つようになってきており、より効率良く運営をしていく為には、正規代理店にショップ運営を委ねた方が良いからです。
ドコモの場合は、ドコモショップを直接運営する事は無く、正規代理店が代わりに各種申し込みや手続きを全国のドコモショップで実施・運営する事になっています。
ドコモショップの中には、大手企業の子会社が参入している事や代理店業務を専門にしている企業が参入するケースがあります。
かつては直営店を運営していたドコモの子会社3社が統合してドコモCSをという会社が設立されていますが、この会社は関東甲信越のオペレーティング業務を担当しており、ドコモショップの運営を行なっていません。
その代わり、ティーガイアや兼松コミュニケーションズやMXモバイリングなどといった会社がドコモショップをフランチャイズの形で事業展開しています。
つまり、ドコモショップは、現在、ドコモが直接ショップ運営をしている所は全国のどこにも無いという事です。
これらのショップでは、スマートフォンやタブレットやモバイルルーターの購入と回線契約が出来るようになっており、更に各種手続きを受け付けていますので、インターネットや電話で各種手続きをせずに、有人店舗で各種サービスを受けたい時に役立ちます。
ティーガイアや兼松コミュニケーションズやMXモバイリングの違いは、MNPによるキャッシュバックキャンペーンのキャッシュバック金額やお得に購入出来るスマートフォンの種類などです。
正規代理店が運営しているドコモショップは、利用者にはパッと見ただけではどこの会社が運営しているのかは分かりませんが、基本的なマニュアルやノウハウは共通していますので、ドコモショップとしての使い勝手はどの会社もほぼ同じとなっています。